今年も、チョコレートの甘い香りに包まれる日がやってきました。

お菓子は「あこがれ」、ときに「いやし」、ときに「わるもの」でもあります。

しかし、ヒトとヒトとのコミュニケーションの間に、必ず登場します。

心の潤いとして気分転換、休息の仲立ちとしても役立ちます。

疲れた時、エネルギーの回復ということでも役立ちます。

 

「ああ、疲れた・・・」こんな一言をつぶやいてしまうことがあります。

意欲や集中力が低くなって、病気ではないのに、体の調子がよくありません。

 

疲れを解消する最も有効な方法のひとつが睡眠です。

睡眠による疲労回復効果はだれもが日常的に経験しています。

なぜ、眠るだけで疲れはとれるのか?

実はそのしくみはまだわかっていません。

 

しかし、

・眠らなかった状態では、神経細胞の間で、「GABA」という神経細胞の活動を

おさえる化学物質が減少しているらしい。

・脳は熱に弱い。睡眠時は脳温が下がって脳を熱から守り、休めているとも考えられる。

・脳の活動をおさえて、エネルギーを節約しているとも考えられている。

さらに、疲労の回復には、夢を見る睡眠が重要らしいと考えられています。

 

睡眠は5段階の眠りの深さに分類されます。

最も浅い睡眠がレム睡眠。

これより深い睡眠がノンレム睡眠で1から4までの段階があり、

このうち3と4の深いノンレム睡眠が「徐波睡眠」と呼ばれています。

 

眠りにつくと、徐波睡眠がおこり、約90分後にレム睡眠が表れます。

その後、ノンレム睡眠とレム睡眠が約90分周期であらあれます。

そして明け方近くになるにつれ、レム睡眠の持続時間は長くなっていきます。

 

今、5段階の睡眠の中で、精神的ストレスの疲労回復に大事なのは

レム睡眠という研究があります。

レム睡眠時に夢を見るのですが、夢は不安、抑うつなどのストレスを

解消する役割を持つのではという研究です。

 

ノンレム睡眠は体の疲れを主にとることになります。

このことから、徐波睡眠よりレム睡眠を多くとるバランスが重要と考えられています。

レム睡眠は明け方に多くなるので、レム睡眠の合計量が徐波睡眠の合計量より

多くなるのには7時間以上の睡眠が必要だということになるそうです。

解明が待たれます。