人類は多種多様な物を食べることで生き抜いてきました。

食料となる動・植物の生活が季節変化するので、

それを食料とする私達は、かなり高度な季節認識が必要でした。

 

縄文時代人は天文学的に季節を知っていたと言われています。

季節を感じ、季節を捉えて生きていました。

季節の循環と変動によって、植物や動物が生きるために作る周期が

どのように影響されるかを研究する学問を季節学と言います。

 

近代的な季節学は、17世紀になって、

植物の開花・発芽・落葉、鳥や昆虫の初見・初鳴など、

人々の生活にかかわる現象が記録、整理されてヨーロッパにおいて誕生しました。

気象台などにおける観測結果も加わりました。

 

ブドウの収穫期日はワイン生産に関わるので、

記録の解析はどんどん詳しくなっていったそうです。

 

日本には以前、生活季節(こたつ、蚊帳、手袋、火鉢、水泳)という項目がありました。

 

近年、植物前線(桜前線)が加わり、

花粉予測、紫外線指数、熱中症指数なども耳にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

植物の色彩や衣服の色彩にも季節がありますが、

食品の季節感は、薄れてきた感はありますが、

年齢によっては今でも強いものがあります。

 

収穫の時期を追ってさらに分類して、

季節の移ろいを楽しむ「走り・旬・名残」は日本独特でしょうか。

 

 

植物の開花時期の早まりを実感しているところです。

カモマイルジャーマンの蒸留も例年より1か月も早まりました。

しかし、色素の合成に低温が必要な果実の成熟期は遅くなる傾向だそうです。

 

 

“私達の暮らしと季節学の課題”が見えてきています。

自然災害は自然現象と人間の営みとの接点において必ず生じるものなのでしょう。

社会資本整備のほとんどの部分は、

自然災害との対峙の中で進められてきたと言っても過言ではありません。

 

私達は、植物に日々関わる者として、

植物からの恩恵ばかりに目をむけるのではなく、

自然のメカニズムを詳しく知る努力をして、

ありったけの想像力を働かせて「自然を正しく恐れる」ことを

常に忘れてはいけない時代に生きています。

 

緊迫した救助現場の映像と増え続ける亡くなった方の数に震える悲しい週末でした。

 

 

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