ラベンダーの花の香りによって現在と未来を行き来する
「時をかける少女」。

香りによって「時間」と関わります。

 

“香り”を人生観とからめることもできるのです。

大河のように流れていく時間の中で、
一点に生まれて一点に消える人間の生はむなしい。

タイム・ファンタジーはその悲しさをいつも秘めています。

 

 

香りは古くから神秘的なものとして扱われ、

人間の心を震わせる哲学的そして美的な力が信じられてきました。

 

香りで、日常から離れ、非日常を楽しむだけで詰まった息が楽になります。

胸のあたりが温かく、くすぐられるみたいなどこかがうずくような気がします。

 

香道においては“香り”を識別することを“聞く”といいます。

香木に宿る魂を、香りを通して“聞く”のです。

 

日本語の「におい」には多義的な側面があり、

嗅覚だけでなく、色彩の表現にも使われていました。

「におう」とは、つややかで美しい、
ほんのりとしているといった意味もあります。

 

かすかな気配を感じるといった、
嗅覚をさらに発展させた意味もありました。

金木犀の香りを知っていると、
この香りだけで金色の花が思い浮かびます!

 

日常的な物からたちのぼる香りにも、
私達が科学的なアプローチで捉える嗅覚以上の意味があります。

 

2004年、匂いを感知する嗅覚受容体の発見にノーベル医学生理学賞が贈られ、
嗅覚のメカニズムの全貌があきらかになりました。

が、まだまだ説明できない不思議な現象がたくさんありそうです。

 

マルセルプルーストの「失われた時を求めて」が思い浮かびます。

紅茶に浸したマドレーヌが舌に触れる感覚と
その時の紅茶の香りが記憶をよびさましました。

過去の体験というのは消えてしまうのではなく、
無意識に沈殿しており、感覚的経験によってよみがえるのです。

 

今では、香りが記憶と結びつくメカニズムは解明されています。

高次脳機能に関わる興味深い分野でもあります。

人類は嗅覚を使って、食べ物を見つけ、子孫を残してきました。

栄養学と生態学から考えても興味深い分野です。

 

敬老の日も、もうすぐ。

年を重ねればどうしても感覚機能の低下が問題になります。

その前に香りの重要性を再確認して楽しむ習慣をつけましょう。

認知症予防とかだけでなく。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

象の足(トックリラン)に新芽が出ました!

 

 

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