みかんいろ-自然になぞらえた確かさ-

家族がこたつに入って、みかんを食べるという風景が、
どの家庭にも見られたものでした。

かつて、みかんは冬を代表する果物でした。

伝統色の色名にも果皮色がでてくる“みかん”

昔の人々が、暮らしの中に多彩な色合いをとりいれていた繊細さにうれしくなります。

自然が作り出す季節の色には、生硬で、雑味のない、
どうしてもすさむことのない純粋なものがあるような気がします。

 

一般的なみかんは「ウンシュウミカン」と呼ばれる仲間です。

果皮が薄くてむきやすい!

甘くて、種子がほとんどない!?

ということで、食用とされてきましたが、
古くから生薬としても利用されています。

食用と薬用の両方に利用されるのは非常に興味深いことです。

 

果物は“そのまま食べる”ので、塩を加えることもないので、
カリウムの補給に優れています。(カリウムはナトリウムの吸収を抑えます)

食物繊維とビタミンA活性を持つβ-クリプトキサンチンも、
加工してジュースにすると、大きく減少してしまうので、
そのままを食べるのが望ましい形です。

それでも、オレンジジュースは、いわゆるソフトドリンクよりは
良い点が多いので選択する際には考えてみると良いでしょう。

他に、フラボノイドのナリンギン、
ヘスペリジン(毛細血管透過性抑制作用や香炎症作用)など、
多糖類のペクチンなどを含みます。

 

みかんから「シネフリン」が分離されたと話題になりました。

シネフリンはすでに合成薬として存在していました。

植物基原の合成薬が多い中で、
有効成分が合成薬と一致するのは、非常にめずらしいそうです。

シネフリンはアドレナリンに構造が類似し、
交感神経興奮作用を有します。

漢方で、胸のむかつきや咳の緩和に使用されていた説明がつきました。

昔から使われていたという経験則の確かさに植物学者は興奮したそうです。

 

みかんの果皮を良くみると、半透明の粒々が見えます。

これは「油室」と呼ばれ、芳香成分(精油)が入っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この熟したウンシュウミカンの果皮だけを乾燥させたものを「陳皮」といい、
古くから生薬として利用されています。

古いほど良品とされます。
(陳は古いもの。新陳代謝とは古いものと新しいものが入れ替わる)

香りは古くなると揮発して少なくなりますが、
主にお茶にして飲むので、お茶として出てくる成分が重要になります。

 

みかんを食べたら、果皮を陰干しして、「陳皮」を作っておきましょう。

ミルで細かくすると“幼いかおり”が感じられます。

 

忙しく過ごした日の締めくくりに、
お茶として飲んだり、お風呂にいれても楽しいです。

ペースを落として静寂をみつめてください。

 

昨年は一昨年より疾く過ぎ、今年は昨年よりもさらに疾く過ぎています。

時間に追いつく脚力が失なわれた!!!!

 

 

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