"感染予防対策には手洗い"が常識ですが、実践はとても難しい!
ーウイルスと共存していく社会でー
昨日、世田谷保健所が主催する「手洗いを科学する」に参加しました。
"手を正しく洗う"ことは非常に難しいことを確認しました。
手指は病原体の運び屋です!
マニュアルに従った手洗いをしても、効果的に手洗いができていない場合が多いのが 実情でした(データはノロウイルス)
手を正しく洗う行為を習慣化させるにはどうすればよいか?
「効果的な手洗い」かどうか、確認しつつ訓練をする必要があるということです。
手洗いチェッカーなどで視覚的に検証が必要になります。
なんと、AIが正しい手洗いか見守ってくれる技術開発も進んでいます!
私たちは手洗いの重要性は知っている! それをどう行動につなげていくか?
ウイルスと共存していく社会の大きな課題です。
感染予防のための手洗いの方法は2つあります。
スクラブ法とラビング法です。
スクラブ法はセッケンをよく泡立てて洗って、流水で流す方法です。
ラビング法は、消毒用アルコールを手に取り、刷り込む方法です。 (ノロウイルスにアルコールは効果がありません。)
当然、正しい手洗いができていなくても、2回洗う、セッケンで洗った後、アルコール消毒すれば 効果は上がります。
※アルコールで接触性皮膚炎がおきる事がありますので、注意してください。
アルコール消毒剤は、手が濡れていると効果が落ちます。
また、アルコール消毒剤は乾く際に消毒効果が発揮されるので、乾燥するまで手に擦り込む必要があります。
そこに好みの香りがついていたら、アルコールを擦り込むのが楽しくなる
精油の使い方を知っている人は、当たり前のように行っていますが、 自分の好みの香りをつけることができることを知ると、
アルコール消毒剤を見直す きっかけになるかもしれません。
エッセンシャルオイルやハーブは古くから利用されていました。
感染症の予防効果や菌、真菌、ウイルス自体に対する作用も解明がすすみつつあります。
- 医薬品のようにウイルスを特定しないので、様々な型のウイルスに効果的
- 耐性ウイルスの発現もない
受験シーズンです。 風邪やインフルエンザの感染予防に有用なエッセンシャルオイルをプラスしましょう。
ユーカリやラヴィンツァラ、ニアウリ、ローレル、ローズマリー、タイムなど。
柑橘系はエタノールに溶けにくいので少な目にご使用ください。
さっそく、カモミールのアルコール消毒ディスペンサーにもローレル+マンダリンで香りをつけました。