裏を返せば -多様な発想で考える-
新型コロナウイルスが見つかってから、まもなく1年が過ぎようとしています。
いまだ、いつ収束するかわからないし、どうしたら良いかもわかりません。
しかし、自由に外出出来ないことを体験して、自由に外出できることの喜び・楽しみを再認識しました。
話をしながら食事をするということが、どういう場だったのかということを考えました。
人との実際の物理的距離と心理的距離、本当に保ちたい距離についても気づきました。
“相手との距離“が関係の安定性やひいては自分自身の安定性も左右していると思いあたりました。
けんかと暴力が問題になると、優しさと穏やかさを深く考えることになります。
死を考えることで、生を再認識します。シミジミ。。。
病気を考えることで、健康を意識します。
人間は健康と病気の中間状態に置かれていて、絶えず病気の可能性を帯びていることになり、この状態が、まさに現代における生活習慣病の概念を的確に表していることに気づきます。
新型コロナウイルスの感染拡大前と比べ、約2人に1人が「健康になった」と実感しているとのアンケート結果があります(明治安田生命保険が発表)。
担当者は「ステイホーム中に食生活を見直したり、運動の機会を増やしたりするなど、生活習慣の改善に取り組む人が増えた」と分析しています。
この結果をみて、感動しました。コロナ太りとおもいきや!
コロナ禍を肯定的に受け止め、多様な発想で良いチャンスと受けとめているのですねぇ!
人によって対応は違うと思いますが、「自分はどう思っているのか?」「自分はどうするのか?」「自分はどう出来るのか?」
私も、日々、アロマとハーブにかかわっています。
予防こそが、私たちの未来にひらかれる疾病対策の最も有効な手立てになりうるのではないか!
植物療法の真の活躍の場もここにある!
と確信しています。
「今日からこうしてみよう!」
いつもの生活に変化を起こしてもらうのが目標です!
※Verbascum thapsus L.
呼吸器系の疾患に使われていますが、古代には、災厄や病気から身を守ってくれると言われたハーブ