今年もよろしくお願いしますー1月4日より営業しております－

あけましておめでとうございます

2021年、皆さまにとりまして幸せな一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カモミール小山道子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
昨年は新型コロナウイルス感染の初期に、時折みられる症状として、嗅覚の消失が報じられました。

以前から感冒後に嗅覚障害が起こることは知られていました。
ウイルスが嗅神経組織を障害した場合と、免疫反応により、細胞が炎症をおこし、それが神経組織まで及んだ場合が報告されています。
回復するには、時間がかかるようですが、80%の方の改善がみられ、30％の方が完全に回復するとされています。


新型コロナウイルスによる嗅覚障害については、以下の報告があります。
「新型コロナウイルスによる嗅覚消失は、嗅神経そのものの障害とするには、早期に改善する例が多いため、
神経そのものの障害というより、神経周辺にある嗅細胞の支持細胞等への障害により、機能が阻害されている
可能性が考えられる」というものです。

嗅覚が消失すると、味覚傷害を起こすことがあります。
香りと味とあわせた風味(フレーバー)が認識できなくなるので、味覚が低下します。


嗅覚障害は現在のPCR検査や自己隔離の基準を満たさないのですが、他の症状がほとんどなくても、
自宅での自己隔離を行い、その間に他の症状（倦怠感、発熱、咳嗽など）が出現するかどうか
観察するようすると感染を防ぐのに役立ちます。

ヒトは様々な【感覚】に囲まれています。
絶え間なく入ってくる感覚を統合して、自分の心とカラダをコントロールしています。
健康も、【感覚の統合】で定まることがしばしばあります。

そして今、“感覚の劣化”が他者や共同体に貢献する気持ちにも影響を与えていることがわかっています。
さまざまな感覚を鍛え、ひいては、【感情の能力】を養い育てることも、この危機をのりこえるのにとても大切です。
個人の協力が不可欠です！

光の中に元気に出ていける日が早くくることを願っています。

★レモングラスのしめ飾り！！！