セミの鳴き声と植物のざわめき -夏がきてー
土曜日(7月12日)、このあたりの天候はめまぐるしく変化しました。
晴れたかと思えば、急に暗くなり雨が降る、を繰り返していました。
晴れ間がのぞいたその時、セミの初鳴き?を確認しました。
レッスン中でしたが、小さなセミの大きな声に、生物の放つ一瞬の輝きを思いました。
そして、ピタっと止んで、静けさが戻る!
そう、いつもの夏に彼らは生きてる。
春がきて、夏が来て、ごく当たり前の繰り返しの中で、今があるということ!
空き地では、春に芽をだした草が、ざわざわと必死で場所を占領しようと戦っています。
雨の後、夏草は目を見張るほどたくましく成長しています。
動かない植物に動物的なものを感じる瞬間です。
厳しい自然の中で、枯れてしまうことなく成長するために様々な方法を講じて、
環境に順応し、生き延びていると思うと、生き物の重み、時の重みを感じます。
私たちは、今、過酷な自然環境の中にいます。
生と死が隣り合って存在する厳しい自然。
その中で、多種多様につながりながら、私たちもその世界の一部で生きています。
自然にあるのは、摂理だけ。
今、私たちはその自然の摂理に従い、それを妨げないように気をつけなくてはなりません。知恵を絞り努力して。
人間って何?と問いながら・・・
生き物がみな無事でありますように!!
*ラベンダーバンドルをいただきました。
香りを探しながら、植物に対する人間の優しさに思いをはせます