便秘、やる気がおきない、集中力が続かない ー自律神経の不具合ー

便秘、やる気がおきない、集中力が続かない  ー自律神経の不具合ー
今、パンデミックが人々に与える負担は大きく、「自律神経失調症」を疑う例が増えています。

この不具合を調整するには、生活リズムを整えることが効果的です。

そうすることで、脳と心が正しく動くようになることが解っています。

では、生活リズムが整う行動とは?

直接脳に伝わる刺激を繰り返し与えることが必要です。

「五感」から入るバランスの良い刺激が大切です。

ゲームは同一刺激の繰り返しなので、それだけでは難しいのです。

様々な刺激を繰り返すことで、機能しなくなっていた脳が次第に円滑に働くようになります。

根拠を知ると、多くのことがクリアになります。

私たちの脳は、深いしわがある大脳皮質と小脳からなります。

この脳を縦半分に割ると、中にはリンゴの芯のような構造がみえてきます。

この部分は、爬虫類から哺乳類までが持っている部分で、いわば古い脳です。

ヒトは、ここに少しずつ新しい脳を積み重ねて進化してきました。

そして今、私たちの脳の半分以上が新しい脳になります。

この古い脳と新しい脳の機能は大きく異なります。

古い脳の機能がうまく働くことによって、私たちは地球のリズムに適応して生きてきました。

いくらデジタルスキルを獲得して新しい脳を刺激しても、快適に生活ができるかというと、古い脳が機能しないと不調が

現れてしまうのです。

古い脳が働き、新しい高度な認知につなげることにより、人間らしい心を作りだしています。

情報刺激は、視床下部という部分で自律神経に連携されたあと、大脳皮質に入って処理されます。


★古い脳がしっかり機能することにより、人間の脳としてのまとまりをもってきます。

生物としての基本的なリズムが整います。

「五感」の中で、嗅覚は、ダイレクトに古い脳を刺激します。

生活の中で香りを意識しすることの大切さは、ここにあります。


※セージは圧倒的な強い香りを持ちます。