まさに手仕事

まさに手仕事
ティートゥリーの蒸留を行いました。

小さな蒸留器には1Kgのティートゥリーの葉が必要です。

そのため、枝から葉だけを摘みとります。
手で葉に触れる体験も貴重な時代になりました。

手間がかかりますが、いつのまにか、情報だけに頼り、
触ってみることをしなくなっていました。
身体性を欠いた情報のやりとりを続けていました。

ハーブウォーターが最も利用されたのは18世紀で、
19世紀にはアロマテラピーの登場とともにハーブウォーターの使用量は
減ったといわれています。

しかし、実際に蒸留してみて、精油に比べて副産物としての
ハーブウォーターの量の多さから、これを利用しない手はないと実感します。

植物の生命エネルギーを内臓しています。
ティートゥリーウォーターの場合、主成分が精油と似ています。

ティートゥリーの葉の“精油腺”も確認しました。

こんなに密なので、虫がつかないのですネ。