すべてが脆さ -どのような社会で老いるのか?-
“非接触”が日常となり、行動が制限され、宇宙の秩序の中に占める私たちの存在は極めて小さいものであることを否定するわけにはいかない!
そんな夏となりました。
そして9月。
New normalが一気に加速!
子供たちは新学期が始まり、大人たちは、新しい形の経済活動の中で生きることになりました。
ストレスに追い込まれている時に、今までと同じ自分の速度を保つことは難しくなります。
美術館にひとり佇む
瞑想にふける
公園のベンチに腰掛けてみる
自分のためだけの時間が必要です。
孤独におかれるとカラダにどのような変化が起こるのでしょうか?
生理学的には、孤独によって多くの人が確実に安らぎを覚え、ストレスホルモンの生産が減り、免疫抵抗力が良くなることが明らかになっています。
孤独の最大の貢献は癒しの効果をもたらすことにあります。
多くの人がこの可能性を知らずに生きています。
ストレスの限界はもちろん多様です。
ある人にとってはたやすく、ある人にとっては挑戦、ある人にとっては破滅かも。
均衡のとり返しやすさも人によって異なります。
そしてリラックスの方法も人それぞれです。
柔軟で常に変化し続けるために立ち止まり、一度、すべてを投げ出してみる!
私たちは、時間の使い方は自由に決定できます。
老年期の私は時間を深刻に受け止め、せめてココロを込めて使いましょう。
どのような社会で老いるのでしょうか…
*アンティークボビンとはさみ
傷跡が見えるのがイイ